始まりは2011年11月

潰瘍性大腸炎だと診断されたのは

2011年11月でした。

それまでずっと違和感が続いていたので

発症していたのはもう少し前だったの

だろうと思います。

この年は言わずも知れた東日本大震災の年。

そもそもの要素は持っていたのかも

知れないけれど

ある意味豆腐メンタルの私にとっては

(強い部分もあるので)

震災が引き金になったのではないかなと

思っています。

なんでも震災のせいにはしたくないけれど

ほんのちょっとの揺れで

「キタ!」「またキタ!」と

自分の中の小心者状態を

いつまでたってもOFFに出来ずに

長いこと緊張状態を引っ張っていたのは

少なからず身体にも影響したのではと

思うのです。



切り離す能力

当時休みになったら読みたいと

山積みにしていた本を

いざ(震災で思いがけず)休みになって

やっと開けたのに

いっこも内容が入ってこないという…

仕方ないですよね。

状況が状況でしたから。

防衛本能が働いているといえば

いいのかも知れませんが

でもいずれ地震が来たら

否が応でも恐怖を感じないといけないので

一旦切り離したり、一旦手放して

今を楽しめる能力は

生きていくのにも、病気と共存するのにも

結構大事なことだと感じています。

またそういう状況が来たとき

切り離せるかはわからないけれど

そうありたいと思うこの頃です。